養殖場の仲間達とプノンペンで食事
- Mitsuhiro Kubota
- 3月17日
- 読了時間: 3分
〜南国鯛プロジェクトを支える人たち〜
今日はちょっと嬉しい一日でした。
カンボジアの養殖場で働いてくれているスタッフが、我が家の近くまで来てくれて、一緒に食事をしました。
もともとは、明日 カンボジア農業大学(Royal University of Agriculture) に行く予定があり、その用事の関係で彼をプノンペンに呼んだのですが、せっかくの機会ですから、プノンペンで働いているスタッフたちも集まり、みんなでご飯を食べることにしました。

普段、養殖場のスタッフは地方で働いています。
毎日魚と向き合い、池の水を管理し、餌を与え、南国鯛を育ててくれています。
一方で、プノンペンのスタッフは営業や加工、販売など、街の中で仕事をしています。
同じ「南国鯛」の仕事をしていても、働く場所も役割も違います。
だからこそ、こうして顔を合わせて一緒にご飯を食べる時間は、とても大切だと思っています。
料理を囲みながら、いろいろな話をしました。
養殖場の最近の状況。
魚の成長具合。
新しく考えている餌のこと。
そして、これからどうやって南国鯛をもっと広げていくか。
食事の時間が進むにつれて、みんな少しずつリラックスしてきました。
カンボジアのスタッフ同士でクメール語で話しているので、正直なところ私は全部の言葉が分かるわけではありません。
途中で誰かが笑いながら、
「久保田さん、後半はあんまり言葉わかってないから大丈夫」
そんなことを言ったようで、みんなが少し安心したように話し始めました。
どうやら話題は、私のことだったようです。
普段、彼らは多くを語りません。
ただ黙々と、自分の仕事を一生懸命やってくれています。
でもその時、ふと耳に入ってきた言葉がありました。
「心の底から応援する」
そんな言葉が聞こえてきた時、私は思わず泣きそうになりました。
カンボジアで仕事をしていると、正直なところ楽なことばかりではありません。
うまくいかないこともあります。
お金の問題。
設備の問題。
人の問題。
色々なことが毎日のように起きます。
それでも、こうして一緒に頑張ってくれている仲間がいる。
そのことを改めて感じた瞬間でした。
言葉は全部理解できなくても、気持ちはしっかり伝わってきます。
この国で仕事をしていて、一番嬉しい瞬間は、こういう時なのかもしれません。
私たちが目指しているのは、ただ魚を売ることではありません。
カンボジアで育てた魚を、日本の技術と組み合わせて、世界に通用する商品にすること。
それが 南国鯛プロジェクト です。
まだまだ小さな取り組みですが、こうして仲間たちと一緒に食事をしていると、「少しずつ前に進んでいるんだな」と感じます。
明日は農業大学へ行きます。
カンボジアの水産業には、まだまだ大きな可能性があります。
この国には水も土地もあります。
そして何より、頑張る人たちがいます。
その可能性を信じて、私たちはこれからも一歩ずつ進んでいきたいと思います。
今日の食事は、とても温かい時間でした。
そして改めて思いました。
南国鯛は、魚だけでできているわけではありません。
養殖場のスタッフ。
加工場のスタッフ。
販売を手伝ってくれる仲間。
レストランのシェフ。
そして応援してくれる皆さん。
南国鯛は、人でできている。
そんなことを改めて感じた夜でした。
本当にありがとうございます。
また明日から、南国鯛プロジェクトは続いていきます。



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