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養殖場の仲間達とプノンペンで食事


〜南国鯛プロジェクトを支える人たち〜



今日はちょっと嬉しい一日でした。

カンボジアの養殖場で働いてくれているスタッフが、我が家の近くまで来てくれて、一緒に食事をしました。



もともとは、明日 カンボジア農業大学(Royal University of Agriculture) に行く予定があり、その用事の関係で彼をプノンペンに呼んだのですが、せっかくの機会ですから、プノンペンで働いているスタッフたちも集まり、みんなでご飯を食べることにしました。



普段、養殖場のスタッフは地方で働いています。

毎日魚と向き合い、池の水を管理し、餌を与え、南国鯛を育ててくれています。



一方で、プノンペンのスタッフは営業や加工、販売など、街の中で仕事をしています。

同じ「南国鯛」の仕事をしていても、働く場所も役割も違います。



だからこそ、こうして顔を合わせて一緒にご飯を食べる時間は、とても大切だと思っています。

料理を囲みながら、いろいろな話をしました。


養殖場の最近の状況。

魚の成長具合。

新しく考えている餌のこと。

そして、これからどうやって南国鯛をもっと広げていくか。


食事の時間が進むにつれて、みんな少しずつリラックスしてきました。

カンボジアのスタッフ同士でクメール語で話しているので、正直なところ私は全部の言葉が分かるわけではありません。

途中で誰かが笑いながら、


「久保田さん、後半はあんまり言葉わかってないから大丈夫」


そんなことを言ったようで、みんなが少し安心したように話し始めました。


どうやら話題は、私のことだったようです。

普段、彼らは多くを語りません。


ただ黙々と、自分の仕事を一生懸命やってくれています。


でもその時、ふと耳に入ってきた言葉がありました。


「心の底から応援する」


そんな言葉が聞こえてきた時、私は思わず泣きそうになりました。

カンボジアで仕事をしていると、正直なところ楽なことばかりではありません。

うまくいかないこともあります。



お金の問題。

設備の問題。

人の問題。


色々なことが毎日のように起きます。

それでも、こうして一緒に頑張ってくれている仲間がいる。


そのことを改めて感じた瞬間でした。

言葉は全部理解できなくても、気持ちはしっかり伝わってきます。

この国で仕事をしていて、一番嬉しい瞬間は、こういう時なのかもしれません。

私たちが目指しているのは、ただ魚を売ることではありません。



カンボジアで育てた魚を、日本の技術と組み合わせて、世界に通用する商品にすること。

それが 南国鯛プロジェクト です。

まだまだ小さな取り組みですが、こうして仲間たちと一緒に食事をしていると、「少しずつ前に進んでいるんだな」と感じます。


明日は農業大学へ行きます。


カンボジアの水産業には、まだまだ大きな可能性があります。


この国には水も土地もあります。

そして何より、頑張る人たちがいます。

その可能性を信じて、私たちはこれからも一歩ずつ進んでいきたいと思います。


今日の食事は、とても温かい時間でした。

そして改めて思いました。

南国鯛は、魚だけでできているわけではありません。


養殖場のスタッフ。

加工場のスタッフ。

販売を手伝ってくれる仲間。

レストランのシェフ。


そして応援してくれる皆さん。

南国鯛は、人でできている。

そんなことを改めて感じた夜でした。

本当にありがとうございます。


また明日から、南国鯛プロジェクトは続いていきます。

 
 
 

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