ティラピアでつくるサステナブルな環境
- Mitsuhiro Kubota
- 9月25日
- 読了時間: 3分
🐟️✨️ 南国鯛の思い🐟️✨️
カンボジア・カンダル州で育てている「南国鯛(ティラピア)」。
私たちの養殖のテーマはただの「魚を売る」ことではありません。
> 「1尾の命を最後まで大切にする」
その思いから始まったのが、食・農業・地域をつなぐ 循環型の仕組み です。

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食卓を彩る「南国鯛」 🍽️
南国鯛の最大の魅力は「食べやすさ」と「優しい旨み」。
日本の加工技術を取り入れ、カンボジアでも喜ばれる商品にしています。
フィレ:骨が少なく調理しやすい。フライ、煮付け、スープにも。
ふりかけ:30gパックでご飯のお供に。お子さまにも人気。
サンドウィッチやラーメン:屋台や飲食店で気軽に楽しめる新しいスタイル。
こうして南国鯛は、プノンペンのスーパーから小さな食堂まで幅広く登場しています。
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「栄養のちから 💊」
南国鯛はタンパク質だけでなく、カルシウムやミネラルを含む魚。
私たちはその特性を活かし、健康的な食生活をサポートできる商品を開発しています。
成長期の子どもたちの骨や歯に
高齢者のカルシウム補給に
忙しい日々の栄養バランスに
「食べやすく」「続けやすい」形にすることを心がけています。
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「ゼロウェイストを目指して 🌿🐾」
魚を商品化する過程では、どうしても「余る部分」が出ます。
しかし、私たちはそれを「廃棄物」ではなく「資源」と考えます。
頭・骨 → 有機肥料へ。農地の土を豊かにする。
皮 → 安全でおいしい動物用フードに再生。
内臓 → 堆肥化し、循環型農業に。
こうして「魚の命を最後まで活かす」仕組みができあがります。
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「🇰🇭地域とともに🇰🇭」
南国鯛の取り組みは、地域の仕事づくりにもつながっています。
養殖場の管理スタッフ
加工やパッケージのスタッフ
配送や屋台販売を支える人たち
魚が育ち、加工され、届けられるまでのすべての過程で、地域の人々が関わっています。
「この町に育てていただく魚」という言葉は、まさにその象徴です。
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「🪸環境へのやさしさ🏕️」
カンボジアの農業・水産業は、気候変動や水不足の影響を大きく受けています。
そこで南国鯛は、環境負荷を減らす取り組みも大切にしています。
FRP水槽養殖:水の使用量を抑え、安定的な育成が可能。
自社配合飼料:米ぬか・籾殻を使い、輸入依存を減らす。
ソーラー活用:余剰エネルギーを利用してポンプや濾過装置を稼働。
自然との調和を大切にしながら、持続可能な養殖を目指しています。
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「🌎️南国鯛から広がる未来🌍️」
私たちのビジョンは「循環のものづくり」を南国鯛から始めること。
カンボジア国内:スーパーや飲食店で「地元の魚」として定着
海外輸出:日本・EUへも輸出し、カンボジア産ブランドを世界へ
教育・普及:子どもたちへの食育、持続可能な養殖技術の共有
小さな1尾の魚から、大きな未来を描いています。
廃棄を減らし、地域の仕事を生み、環境にもやさしい。
それが南国鯛の目指す「サステナブルな循環」です。
皆さまの応援と支えがあるからこそ、この挑戦を続けられます。
これからも一歩ずつ、丁寧に前に進んでまいります。
応援・ご相談はお気軽にメッセージください。
本当にありがとうございます。



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