カンボジアの水産業を変える鍵は【魚の餌】にある
- Mitsuhiro Kubota
- 6 日前
- 読了時間: 3分
–– 今ここに、参入のチャンスが広がっています ー

カンボジアでは今、養殖業が大きく伸びようとしています。
天然魚の減少、水質の変化、人口増加。
かつてトンレサップ湖やメコン川が支えていた水産資源は、年々厳しさを増しています。
その一方で、カンボジアの食卓には今も「魚」が必要です。
そして、国内外の市場に向けた養殖魚の需要は急激に増えています。
しかし、その成長を“根本から”止めているものがあります。

■ カンボジアには「魚の餌を作る会社」がほとんどない
養殖の技術、設備、人材。
どれも大事ですが、最も不足しているのは 餌(フィード)の供給力 です。
現在のカンボジアでは、
商業飼料(配合ペレット)を安定供給できる企業が極端に少ない
多くの養殖家が輸入飼料に依存
価格が高く、品質が安定しない
供給が止まった瞬間、養殖が崩壊するリスク

こうした状況が続いています。
FAO(国連食糧農業機関)の報告でも、
カンボジアの小~中規模養殖が大きく伸び悩む最大要因として、
「飼料の入手性とコスト」 が毎回挙げられています。
これは、言い換えれば——
良質な、安定供給できる餌を作れる企業” が参入すれば、
市場をほぼ独占できる状態にあるということ。

■ 地元原料で「国産フィード」を作るチャンス
カンボジアには、飼料の主要原料になる農産物が豊富にあります。
キャッサバ
モリンガ
米ぬか
パームの副産物
穀物類
地元野菜・農業残渣
これらは、世界の多くの国で「低コスト高栄養の配合飼料」に使われています。
輸入ペレットに頼る必要はありません。
“地産地消の国産飼料” を作ることが可能なのです。
しかも、これを実現できる企業はまだ存在しない。
ここに巨大な市場の隙間があります。

■ 私たち南国鯛/Cambodia Fresh Farmが提供できること
私たちは、養殖・加工・販売を全て自社で経験してきました。
カンボジアの現場を知り、魚の動き、水質、餌の影響を日々見てきたからこそ、
以下のような “現場パートナー” としての役割を果たせます。
✔ 餌配合の研究サポート(キャッサバ・モリンガ配合など)
✔ 試験養殖のフィールド提供
✔ 養殖家への導入サポート
✔ 加工・流通のデータ提供
✔ カンボジア政府・地域ネットワークの調整
✔ 販売マーケットの現場情報共有
単に「餌を売る」だけではなく、
“餌から養殖、加工、販売までの循環を一緒に設計できる”
これが私たちの強みです。

■ カンボジアは、今が“入り口”です
ベトナムやタイには大手飼料メーカーが多数あります。
しかし、カンボジアはまだ未開拓。
ルールも複雑ではなく、参入障壁は驚くほど低い。
そして、ここには
伸びる市場・魚を必要とする人々・農産物原料・労働力
すべてが整っています。
あとは、
「飼料を本気で作りたい」と思う企業が来るだけ。
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■ カンボジアの未来を一緒に作りませんか?
養殖は、カンボジアの未来を支える産業です。
その基盤となる“餌”をつくれる企業は、
この国の水産業にとって欠かせない存在になります。
もし、飼料メーカー・研究者・新規事業担当者の方が
カンボジアでの挑戦に興味をお持ちであれば、
ぜひ私にご連絡ください。
現場のデータ、試験環境、パートナーシップ。
すべてをご用意してお待ちしています。
カンボジアの水産業は、ここから大きく変わります。
その第一歩を、一緒に踏み出しましょう。



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