第5回 日本 カンボジア協会 視察団に参加して
- Mitsuhiro Kubota
- 1 日前
- 読了時間: 4分
✨ とんでもBusyな1週間・特別総括 ✨
日本カンボジア協会 第5回視察団 × CAFE25
カンボジアが動き、日本が動き、南国鯛も動き出した1週間
2025年11月。
水祭り休暇が明けたばかりのプノンペンで、
私にとって忘れられないほど濃密な1週間が始まりました。
その中心にあったのは、
第5回 日本カンボジア協会(JCA)視察団 と
カンボジア最大級の農業展示会 CAFE25。
この7日間で、私は改めて
「カンボジアは本気で未来を作ろうとしている」
「日本とカンボジアは、もっとつながっていい」
「南国鯛も、この大きな流れの中にいる」
そう強く確信しました。
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🇰🇭 1. 国家レベルとの対話が次々と実現した視察団。
今回の視察では、フン・セン議長、フン・マネット首相、そして・シハモニ国王陛下に謁見するという、この上なく光栄な機会をいただきました。
その他各省庁にも訪問もさせて頂き様々なビジネスの展開について話し合いを持っていただくことができました。
農業水産省
商業省
教育省
保健省
郵便通信省
観光省
…ほか、まさにカンボジアの中枢を回る1週間。
どの省庁でも驚くほど前向きな話が飛び交い、
「日本の民間企業と一緒に新しい未来をつくりたい」
という本音が伝わってきました。
特に、農水省 デイヴィット長官には
南国鯛(ティラピア)の1年間の取り組みを直接報告 でき、
生産・加工・自社配合飼料・将来の輸出計画まで真剣に聞いていただきました。
評価の言葉をいただき、
胸が熱くなる時間でした。
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🇯🇵 2. 日本企業の熱量にも心が震えた
視察団は私にとって3回目。
ですが、今回ほど「日本の熱」を感じた年はありませんでした。
日本全国から集まった経営者たちが、
本気でカンボジアの未来を考え、
そして必死にチャンスを掴もうとする姿を見て、
私自身も大きく刺激を受けました。
さらに、Poste(ポステ) や Khmer Times など、
複数のメディアがJCAの活動をニュースとして取り上げ、
視察団の存在感がカンボジア社会にも広く伝わりました。
参照:
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🐟 3. 南国鯛の未来が“国家プロジェクトの流れ”と重なり始めた
今回の視察を通して、
オーガニックティラピア=南国鯛 というブランドを
どう確立し、どう守っていくかが大きなテーマになりました。
認定養殖場の制度化
生産管理を「餌の購入量 × 魚の買取量」で透明化
メガトロン発の流通を「南国鯛」の正式ルートに
パクリ防止として “JCA農産業3本柱の魚部門” を明記
事務局長からの提案は極めて本質的で、
南国鯛ブランドを国際レベルへ引き上げる大きな一歩になると確信しました。
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🌾 4. CAFE25が見せた“カンボジアの本気”
視察団の裏で開催された CAFE25。
私は日本カンボジア協会の皆さんと一緒に出展しましたが、
ここでも大きな衝撃を受けました。
なんと——
カンボジア国営テレビ BTVがCAFE25を特集し、農業・水産への本気度を強調するニュースを発表。
▼ BTV(クメール語記事)
内容を要約すると:
CAFE25は農産物の「量・品質・価格」の課題を解決する場
農家・加工業者・商社・投資家・銀行・FAOなど価値チェーン全員が参加
国として“農業・水産業を国際市場へ出す”という強い決意
官民が本気で協力し、未来の産業を作っていくイベント
もうこれは“展示会”というレベルじゃない。
カンボジアの農業・水産業の未来をつくるスタートライン でした。
そして驚くことに——
南国鯛の取り組みも
“この流れの一部にちゃんと入っている”
そんな実感を持てた瞬間でした。

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🤝 5. 日本とカンボジアの未来は、もっと明るくなる
今回の1週間で最も強く感じたのは、
私は日本人でありながら、
もう半分はカンボジアの人間だ ということ。
この国と出会い、
この国で働き、生き、支えられてきた。
だからこそ、
日本とカンボジアがずっと手を取り合える“本当の橋”を作りたい。
そう心から思っています。
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🙏 最後に
視察団の皆さん、
農水省の皆さま、
会場へ来てくれた友人たち、
そしてここまで応援してくださっている全ての方々へ——
本当にありがとうございました。
この1週間で見えた未来を
心から 形にしたいと思ってます



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